会社組織に増殖?「草食男子」
A・ライフ・デザイン 伊集院耕大の気まぐれマガジン
サービス・コンサルテーション サービス・トレーニング・セミナー JA・コンサル・セミナー 非営利組織
気まぐれマガジン 伊藤喜代次のコラム 伊藤喜代次 プロフィール A・ライフ・デザイン トップページ
会社組織に増殖?「草食男子」 <第1号>
気まぐれマガジン目次へ
St. Andrews Old Course
St. Andrews Old Course
photo by K. ITO

2009年度の流行語大賞は「政権交代」。何でなの?とボク、まぁ、どうでもよい。民主党におもねる輩やその筋の人が増えているように思うが、「現用よ!おまえもか!」。

といって、自民党よりは・・・。

ボクの仕事でいえば、流行語では「こども店長」、「事業仕分け」、「草食男子」が関係深い。

●こども店長
両親が会社のリストラでともに職を失い、家計は火の車。そこで、幼稚園児だった長男が一念発起。クルマのディーラーにアルバイトに出かけ、店頭に立って誘客の旗振りを始める。それが地域の話題になって、ニュースに登場、ついにその園児はディーラーの店長になるという話? こども手当を要らない親孝行、国孝行の「こども店長」が続々、登場する? 難点は児童福祉法か。
こどもを起用した「1日駅長」「1日園長」(動物園)のような例は山ほどある。以前、「1時間店長」「半日店長」を、コンサルしていた企業で導入してみたら?というアイデアがあった。マジで。ファミリーレストランやファーストフード店などは当たり前だが・・・。幼稚園の「1日園長」、託児所の「1日所長」は、洒落たアイデアではないか。

●事業仕分け
もう何年も前のこと、行政で行っている事業仕分けの手法を雑誌か何かで目にした。役人の前例主義を崩す手法、ムダ排除には有効と読んだ。民間企業の多くは、コストパフォーマンスを考えるのは当たり前だし、担当部門をはじめ一般の社員からの提案があるので、あまり使う場面はない。

でも、ボクは、これに近い手法での「逆利用」は日常茶飯事なんだ。コンサル先の企業では、「も〜っと伸ばそう強み」「ドカ〜ンと活かそうチャンス」と言って、その企業の事業の「強み」「チャンス」を見つけ出し、どこに優先して経営資源(人材や資金、ノウハウなど)を投入するかのプラン作り。これって日常的な仕事のやり方であるし、当社のコンサルや研修もこれだ。Positive・Consulting・Training

問題という重箱の隅をつついて、見て、舐めて、嗅いでみて、その実態や原因を調べたところで、時間がかかるだけ。改革案も、ポジティブな提案やプランも生まれりゃない。問題発掘をコンサルに頼むなんて・・・。(こう言うと仕事をなくす??)

●草食男子
定義はさまざまだけど、ニュアンスは分かる。この種の男子の存在は、会社組織のなかにも増殖している。自信がない、知識がない、常識がない、コミュニケーションがない、という「ナイナイ」状況の申し子だ。元気がない、主張しない、考えない、協調しない、といった基本行動パターン。だが、若い男子に限ったことではなく、中高年にも少なくない。定年間際、やっとの思いで管理職、長く管理職の椅子に座りたい、そんな人が、いつの間には草食系に変わる。そんな上司をいただく部下も、自然と草食男子に生まれ変わる。この種は、ムキムキ元気で、バンバン主張する肉食は大嫌い。よって、職場のなかから肉食男子が排除されていくという構図。

その隙間をぬってご登場の肉食女子。食も心も肉食で、身は食肉? いいか悪いか、好きか嫌いかの話ではないから・・・。

数十年前は、サービス経済、ソフト経済だからと、女子待望論、女子戦力化が話題だった。いまや肉食女子国家“ニッポン”バンザ〜イなのか。

2009年 極月・満月の広島で

編集人・伊集院 耕大

気まぐれマガジン目次へ